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将棋解説動画レビュー

youtubeの将棋動画をレビューします。初心者の人が楽しく将棋を続けられそうな動画を紹介していきます!twitter@lectureshogi

shogidroid活用法 ~3二銀戦法の作り方~

2016年は人工知能や将棋ソフトについて考える事が多かったなという年でした。という訳で今回は【shogidroid】というアプリの活用法を紹介したいと思います。あくまで私流の使い方なので、参考程度に読んでみてください。

 

1.そもそも【shogidroid】とは?

shogidroidは将棋ソフトを使った検討ができるスマホのアプリです。フリーソフトとして公開されている「技巧」「浮かむ瀬」などのソフトをダウンロードして使用することができます。

 

2.具体的な使い方は?

自分の場合は指定局面を作って、そこから自分と将棋ソフトで対局する形式でやっていました。例えば初手から▲7六歩△3二銀!▲2六歩△8四歩という局面を作って、そこから先手を私が持ち、後手を将棋ソフトが持つという感じです。その結果2手目に△3二銀とあがる戦型を自分の戦術のレパートリーに入れることが出来ました。

 

3.なぜ2手目に△3二銀とあがる形を研究したのか

①オートメーションではなくオーグメンテーションでありたい。

「オーグメンテーション」はざっくり言うと機械の活用によっていかに人間の作業を拡張するかという事を目的とした考え方です。「オートメーション」人間の作業を減らすための概念なので、2つの言葉は真逆といえます。

なので将棋ソフトを活用する時は既存の定跡の検討を行うのではなくて、全く新しい戦型を検討して、(ちょっと大げさに言えば)将棋の持つ可能性が拡張されればいいなという思いがありました。

 

②人間的な感覚からすると違和感がある形だから

2手目に△3二銀とあがる形は普通の定跡を学んだ私にとってはとても違和感がある形です。まず、角道が開けられない。しかも棒銀されたらどうやって受ければ良いか分からない。そんな感じで普通はあり得ない手です。しかし実際にやってみたら意外と潰せなかった。つまり人間の感覚では1000点くらい差がついているのに実際の評価値は200点くらいしか差がついてないという戦型なのです。感覚的な差<数値的な差っていう局面を考えるのはとてもプレッシャーが掛かります。そこら辺の対局中の心理を踏まえて「感覚的には相当差がついているけど、数値的にはそれほど差がついていない」という戦型を選びました。

 

4.△2手目3二銀戦法は役に立ったか

結論から言うと使い勝手の良い戦法ではなかったです(苦笑)試しに大学の大会でやってみましたが、4勝2敗と微妙な勝率でした。まあいいんです、楽しかったので!

 

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